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ボウコウの雑記帳

開発工房戦民思想主宰「某工房主」→「暴行棒主」→「ボウコウ」
による依頼主の妄想を実現するまでの記録と、少々アレな日々を
書き殴ってます。
ご依頼の際の参考にしていただければ幸いです。
※旧ブログの移転分のコメントや画像の表示が一部乱れてます。
何卒容赦ください。

-HEAD LINE-
イサカ用マガジンキャリアVer.2を2017/04/30Vショーで先行販売します。

詳細はこちら
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KSG用多弾化キットの開発状況について
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    ウチは多弾マガジンアダプタ屋じゃねえ!(心の叫び)

    皆様から多大な期待をいただいているKSG用サラマンダーの
    開発状況をご報告します。



    (ちょっと長い御託が続くので注意)
    Twitterなどで小出しにしてましたが、既に試作開発はひと段落ついてます。

    現在は生産技術に関する段階に移行していて、主に製造コストを如何に
    低減させるか四苦八苦しているところです。


    KSG用サラマンダーは専用品をゼロからは開発してません。

    理由は以下の通りです。

    ・出荷量予想量を考えると専用の金型製作費をペイできない
    ・どのみちワンピース構造は無理なので、部品点数が増える
    ・KSGのレシーバに直接固定するのは剛性面で難しい

    というわけで、既存のサラマンダーに追加部品を足すことで給弾機構を
    実現することにしました。
    開発に於いてはサラマンダー自体には手を入れないことを最優先課題と
    しました。
    そうすれば、既にサラマンダーを持ってる人は追加パーツを買うだけで
    済むでしょ?

    ───ボウコウの戯言────────────────
    ボウコウが開発でのたうち回って済むのであれば、ステークホルダー
    全体での負担は少なくなるわけですから、多少のイニシャルコスト増加
    には甘んじて作り手が苦労しとけやってことだよな。
    ランニングコストが少なくて済めば、長い目で見れば当工房の負担も
    減るわけだから、1〜2週間くらいの苦労は楽勝で取り戻せるはず。
    後々苦労するのが作り手になるのであれば、開発に手抜きをしても良い
    ことは無いわけで。

    当工房も製造コストは極力下げたいし、ユーザーの負担も減らしたい。
    簡単に言えばそういうこってす。
    ───ボウコウの戯言────────────────


    とはいえ、最初にKSGのマガジン機構を見たときは

    「やれるもんならやってみろってかぁ!?」

    と思うほどサラマンダーの取り付けに関しては絶望的だったのですが、
    当工房もパーツ屋の意地みたいなもんが無いわけではないので、1週間
    悩んでこんな感じの結論をひり出しました。

    ・シェルと同寸の給弾パイプを作る
    ・給弾パイプとサラマンダーを自在スプリングで繋ぐ
    ・本体に専用部品を取り付けてサラマンダーを固定する
    ・サラマンダーの固定には機種別振れ止めスペーサー固定穴を利用する

    この方式が、堅牢性/汎用性/製造コストの面で最も有効であろうと。

    給弾パイプは規格品を旋盤加工すればいいし、自在スプリングも規格を
    調べて既製品を買ってくれば良い。
    専用部品はプレート形状にすれば二次元加工で済むため、製造費も極力
    抑えられるという寸法です。

    ただし、専用部品だけは外注にせざる得ません。
    製造数もさることながら、現在当工房のNC加工機はレールジョイントの
    製造で1ヶ月先までスケジュールが埋まっていることと、どんなに工夫
    しても当工房の設備では日産5組が限界だからです。
    試作だけはNCで内製しましたが、そもそもプレートならレーザーカット
    で外注しないと無理です。

    アクリル板ならレーザーカット費用はかなり安く済むし、3mm厚にする
    予定ですから静的剛性も十分ちゃ十分なのですが、8mの距離から被弾
    試験をしたところ、木端微塵に吹き飛んだのでボツになりました。




    このため、結局アルミ板をレーザーカットしてアルマイトをかけること
    にしました。

    あとは製造コストをどこまで圧縮できるか。
    他の製品の製造やオーダー品の消化もあるので、いくら新製品とはいえ
    掛かりきりというわけにもいきません。
    しかし金属のレーザーカットは決して安くはありません。
    かと言って闇雲に値段は上げられません。
    バックヤードビルダーが片手間で小遣い稼ぎしてるわけじゃないので、
    闇雲に価格は上げられないのも当然です。
    (滅多なことは言えませんが、商業誌と同人誌みたいなもん?)

    まーそこはちょっと裏ワザを考えてます。


    というのが現在の状況です。
    カーボン板をウォータージェット加工するとかアホなことも考えたの
    ですが、おっそろしい単価になりそうなのでやめました。

    ちなみにサイドプレートは外注先から加工品が到着して、現在追加工を
    行なっているところです。
    作業効率を上げるための秘密兵器も導入しました。



    追加工が終わり次第アルマイトに出して艶消し仕上げにします。

    既に工程は量産段階まで来ており、同時進行でラベルのデザインと
    メールフォームの改造を行っているところです。
    予定では11月半ばには発売したいかなーと。


    製品の内訳は以下の通りです
    ・サラマンダー(シボ加工仕上げ)
     →KSGの表面に合わせた仕上げにします
    ・給弾パイプ
     →ノーマルマガジンの代わりに本体に弾を送るパイプです
     →ジュラコン切削で製作します
    ・接続用スプリング
     →給弾パイプとサラマンダーをフレキシブル接続します
    ・サラマンダー固定用サイドプレート
     →加工したアルミ板を艶消し黒アルマイトで仕上げます
    ・サイドプレート固定ネジ
     →レシーバ固定ネジと入れ替えて使用します
    ・サラマンダー固定ネジ
     →他機種用振れ止めスペーサ用の穴を使って吊ります
    ・ネジ止め用カラー
     →ネジの締め込み具合の最適化と強度アップを図ります


    予約の受付はまもなくできるようになるはずです。
    特典として送料を全国一律500円(離島は除く)にしようと考えてます。

    進展があり次第続報をお知らせします。
    | アイテム開発 | 01:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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