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ボウコウの雑記帳

開発工房戦民思想主宰「某工房主」→「暴行棒主」→「ボウコウ」
による依頼主の妄想を実現するまでの記録と、少々アレな日々を
書き殴ってます。
ご依頼の際の参考にしていただければ幸いです。
※旧ブログの移転分のコメントや画像の表示が一部乱れてます。
何卒容赦ください。

-HEAD LINE-
[2018.01]
イサカマガジンキャリアVer.2の仕様を追加しました。
各種塗装仕様がお選びいただけるようになりました。
詳細はこちら
<< mk23強化週間 | main | サイレントガーディアン:テストベッド >>
欠損パーツの再生
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    たまに「なんで電動ガンやらないの?」と言われるんですが、電ガンが
    嫌いなわけじゃないんですよ。

    昔ラジコンをやってた頃に、たまたま自分が買った車種がどマイナーな
    モデルで、改造するのに随分と苦労した過去があるんです。
    その車種専用パーツの寸法が合わなくて、パーツメーカーにメールして
    対策を聞いて治具を作ったり、セオリーを無視しないとセッティングが
    出なかったり。

    それはそれで楽しかったんですが、そんな苦労が嫌でメジャーな機種に
    鞍替えする人がいたり、マイナー機種というだけで欠陥品の烙印を押さ
    れたりという苦い経験をしました。
    (しかしそんな車種でメジャー車種をブチ抜くと気持ちいいもんです。)

    それはラジコンに限らずエアガンでも同様で、改造パーツやノウハウの
    蓄積が少ないせいで不当に評価が低い機種を見ていると「なんとかした
    いな」という気が起きてくるのです。
    その証拠に、KSCのHK33は電ガンでもレギュラーメニュー化してます。

    あと、間違えていただいては困るのですが、何をやってもダメな機種は
    流石に当工房でも手は出しません。採算が取れないものはできません。

    こういった経験が現在の戦民思想の方針を決定する下地になってます。

    もちろん電ガンは他のショップさんが数多く手がけているので、当工房
    がわざわざ電ガンに手を出す必要はなかろう、というのもあります。

    ※ちなみに当工房が電ガンに手を入れる時はラジコンのノウハウを投入
     しますので、それはそれで一癖ある銃になります。

    さて、電ガンの話題が出ましたので本日紹介するのは電ガンです。

    依頼品はICSのグリースガンの修理ですが、内容はメカボやチャンバーの類では
    ありません。


    依頼内容は以下のとおり。

    ・紛失したリアサイトの再生
    ・コッキングレバー動作不良の修理

    ご多分に漏れず、中華銃のパーツを単体で調達するのはとても難しいです。
    しかし上記のリアサイトはプレス品のため、簡単に再生はできません。
    何日か悩んだ結果、鉄板からフルスクラッチで起こすことにしました。



    まず鉄板を切り出します。
    もちろん一発ではうまくいかないので、試作を含めて幾つか切り出して徐々に
    完成度を上げていきます。
    ちょっと大きめに切り出して後で削っていく方が効率がいいです。




    プライヤーや万力、木槌、パーツベンダーといった道具を駆使してグニグニと
    鉄板を折り曲げていきます。
    大体の形が決まったら、端を切削研磨して細部を整えていきます。
    ここまで大体3時間弱。






    折り曲げた隙間に板金用ハンダを盛って、同じように研磨していきます。




    最後に中央にサイティング用の穴を開けて黒染めを施せば完成です。
    ね、簡単でしょ。(手間はかかりますけど)


    続いてコッキングレバーの動作不良の解析に移ります。
    ICSグリースガンのコッキングレバーは、HOP調整窓の開閉とスプリングテン
    ションのリリース機構を兼ねてます。
    本来はバネの力でレバーが戻るはずなのですが、機能が失われていたので、
    ともかくバラしてみます。




    あー。




    スプリングテンション開放用のカムが見事に割れてます。
    金属製のようですが、こんな薄けりゃ持ちませんわな。
    よく割れることで有名なCYMAのフロントサイトみたいです。

    これだけ板厚が薄いと単純な接着では強度が保てません。
    しかし内側はコッキングハンドル軸が貫通するため、ネジを打ち込むのも無理。

    どうにも行き詰まってしまったので、ドラえもんに泣きついて解決方法を聞いて
    くることにしました。
    (リンク先のコンテンツが空っぽなのは私のせいじゃありません)




    相談してきた結果、カムの外周に金属板を貼り付け接着面を増やすことで強度を
    保つことにしました。接着剤は2液式の強力なやつを使ってます。
    組み上げた結果、動作は良好。
    余程無理な使い方をしない限り破損するようなことは無いでしょう。

    依頼主に連絡したところ[禁則事項です]だったのですが、まず満足していただ
    けることでしょう。
    | 修理 | 01:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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